
矢部寛明様
認定NPO法人底上げ理事長
きっかけ食堂の主要メンバーがまだ大学生だったころ、僕は彼ら/彼女らに出会った。
当時は東日本大震災の発災直後ということもあり、東北に対して「何かできることはないか?」と考える大学生が多かったように思う。
毎日のようにボランティア活動に勤しむ大学生たち。
その中に彼ら/彼女らはいた。
そんな、彼ら/彼女らの活動は10年間続く。
夢見がちな大学生から社会人となり現実を突きつけられた。
ある人は子どもを授かり、ある人は東北へ移住した。
ある人はきっかけ食堂を離れた。
10年間本当にいろんなことがあったことだろう。
あの大震災が起きて、「何かできることはないか?」そう考えた人は多い。
そこから行動した人は全体の数パーセントだろう。
しかし、彼ら/彼女らは違う。
10年間、毎月11日に東北のことを思い行動し続けたのだ。
「奇跡だろ」僕はそう思っている。